群発頭痛
群発頭痛の特徴は、1~2カ月もの間、毎日同じ時間帯に猛烈な痛みに襲われます。我慢できないくらいの、叫びたくなるような痛みです。男性に多く見られます。
どういうわけか毎日決まった時間に発症し、1~2時間続きます。頭の真ん中辺り(目の奥辺り)が激しい痛み(えぐられるような激痛)に襲われますから、じっとしていることは不可能です。涙が出たり目が充血したりすることもあります。発症すると仕事などは全くできなくなります。
猛烈な痛みに襲われるにもかかわたず、原因は明らかではありません。自律神経の異常や脳血管系の異常の可能性が指摘されています。アルコールやニトログリセリンを摂取することで引き起こされることもあります。
残念なことに、群発頭痛の治療法は確立していません。
症状がある人は医者の診断を受けて、鎮痛剤を処方してもらうべきです。
毎日決まった時間帯に発症しますから、その時間帯には無理をしない、自動車の運転をしない、外出を控える、などの自衛手段を取りましょう。
予防薬もありますので、処方してもらいましょう。ただし、その効果は個人差があります。
根治は難しいので、痛みが始まったらすぐに鎮痛剤を服用して横になる、という対応をするしかありません。
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