キレーション治療について




 キレーション治療の方法は、基本的に点滴治療です。つまり、重金属を包み込むキレート剤を1時間くらいかけて点滴で体内に入れるのです。それがおしっこの中に排出されます。実際「キレーション治療のあとのおしっこは金属のにおいがする」と言う人もいます。

 点滴で使うキレート剤は主に2つあります。カルシウムEDTAとダイソディウムEDTAです。

 キレーションの先進国アメリカではカルシウムEDTAは一般的に使われています。一方、ダイソディウムEDTAは循環器の重篤な疾患に使われます。日本でキレーション治療をしている医者もこの基準に基づいて実施しているようです。つまり、私たちが日本のクリニックでキレーション治療を受ける時はカルシウムEDTAが点滴されるということです。

 このほかのキレート剤として、DMSAが有名です。これは経口ですので、点滴のように時間がかかりません。忙しい人には便利です。

(C) 2009 キレーションの医学〜究極のデトックス